プロローグ 第六章:必然

太「社務所ですか。ここ? こういうとこ、初めて入ります」
天野「そうか。ま、確かに普段は入る機会なんてないからな。こっちだ」
―― 北宮神社社務所。広間

太「おお、すごい」
天野「さて、君のことはなんと説明すればよいものか」
太「説明? ということは他に誰か来るということですね」
?「ご名答よ、少年」
後ろから女性の声がした。